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1カ月で受注130億円。人型ロボットが「期待」から「実需」へ変わった2025年を振り返る

  • daigotaguchi4
  • 6 日前
  • 読了時間: 3分

2025年は、人型ロボット(ヒューマノイド)が「SFの世界」から「産業界の主役」へと躍り出た、歴史的な転換点となりました。


なかでも、弊社(Senxeed Robotics)の戦略的パートナーであるUBTECH Robotics(優必選科技)の快進撃は、世界中の注目を集めています。2025年後半、わずか1カ月の間に、中国各地のプロジェクトから計5億6,600万元(約130億円)に上る大口注文を相次いで獲得。年間での受注総額は約13億元(約300億円)に達する勢いを見せています。


なぜ今、これほどまでに人型ロボットへの熱狂が加速しているのでしょうか。最新の動向を紐解きます。

 


1. 「人」のために作られた環境に、ロボットが歩み寄る


受注の中心となっているのは、産業用人型ロボット「Walker」シリーズです。導入先の筆頭に挙がっているのは、BYD、吉利汽車、フォルクスワーゲン、アウディといった名だたる自動車メーカーの工場です。


自動車工場が最初の主戦場となった理由は明確です。

  • 環境の親和性:

     既存の工場は「人間」が働くことを前提に設計されています。人型ロボットであれば、通路の幅や作業台の高さなど、設備の大幅な改修なしに導入が可能です。

  • 汎用性の高さ: 

    単一の作業しかできない従来の産業用アームとは異なり、検品から運搬、組み立て支援まで、一台で複数のタスクをこなす「汎用ロボット」としての能力が評価されています。




2. 公共分野が支える「社会インフラ化」の動き


今回の受注ラッシュを支えているもう一つの柱が、地方自治体や公共プラットフォームです。中国各地では、人型ロボットを国家戦略の新興産業と位置づけ、データ収集センターやトレーニング施設の整備を急速に進めています。

これは、ロボットを単なる「機械」としてではなく、将来のスマートシティを支える「インフラ」として捉える動きの現れです。物流、設備点検、公共サービスといった多岐にわたる分野で、人型ロボットの実装が始まっています。


3. 「供給制約」という嬉しい悲鳴と、これからの課題


受注が爆発的に増加する一方で、新たな課題も見えてきました。それは「供給能力」です。

UBTECH社は2026年に5,000台、2027年には1万台規模の納品を目指していますが、現状では受注の伸びが生産能力を上回り、納品が翌年へずれ込むケースも出ています。また、国家レベルでの参入規制やリソースの最適化が進められるなど、業界は「量産」と「質」の両立が問われるフェーズに入っています。


一方で、一般消費者向けの普及については、価格や用途の面から「あと5年〜8年程度」の時間を要するというのが業界の冷静な見方です。


4. Senxeed Roboticsが日本で果たす役割


この世界的な「人型ロボット・ブーム」は、決して遠い国の出来事ではありません。深刻な人手不足に悩む日本こそ、こうしたテクノロジーが最も必要とされる現場の一つです。


Senxeed Roboticsは、UBTECH社との強固なパートナーシップを軸に、最先端の「Walker」シリーズを日本国内のニーズに合わせて最適化し、提供しています。

  • 実地訓練のサポート: 実際の現場でのデータ収集とトレーニング。

  • 導入コンサルティング: 既存の生産ラインにどうロボットを組み込むかの最適解を提示。

  • メンテナンス体制: 安心してお使いいただくための国内保守サポート。


最後に


「熱狂」の先に待っているのは、ロボットが日常の一部として溶け込んだ「本物の実用化社会」です。 Senxeed Roboticsは、グローバルな知見と日本国内の現場感覚を融合させ、次世代の労働力不足を解決する先駆者として走り続けます。


(参考:36Kr Japan)


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